老いと向き合う

老母のことを愚痴っている場合ではありません。

我が身にも老いがじわじわと忍び寄って来ています。

以前のように力仕事ができないし

根気が続かなくなりました。

先のことを考えると、

今これをやっても無駄なんじゃないかなと

新しいことにも手を出さなくなりましたね。

完全に老人になる前に

家の中を整理整頓しておきたい。

これは老母を見ていて切に願うことです。

時間はたっぷりあるから

要らないものは少しづつ捨ててね　って言うものの

戦前戦後を生き抜いた人には到底無理。

服が多いんですよ。

もうお出かけもできにくくなっているのに

まだ買っている（汗）

通販で健康食品や器具を買うのが大好き。

最近のお気に入りは足の振動マシーン。

テレビを見ながらブルブルやっておられます。

本当は立ってやった方がいいのでしょうが。。。

CMの通り、座ったまま。

少し長くやると今度は腰が痛くなるんですって。

昨日は農作業を手伝ってもらいましたが

とてもしんどそうでした。

昨年はさほどでもなかったことが、もうできない。

農作業自体は主人と２人でなんとかやれるから

別に手伝ってもらわなくてもいいのですが

ひとり仲間はずれにされてる　と思う人ですからね。

私は邪魔にされている　と人に話す人ですからね。

寂しい老人に、生き甲斐を創生しなければ。

ふうう・・・

母は腰が痛い痛いと連発しながら

唐突に隣の家の話をしたり、隙間時間に畑を見に行ったり

何かしらピントの外れたことをしでかして

相方の機嫌を損ねる始末（汗）

なんとかなだめすかして、形をつくり

早々に終了して頂きましたよ。

ああ、くだらないことに神経を使ってしまった。

作業を終えて思うこと。

20年後は我が身なのか？

同じような人間になるのではないか？

絶対にこうはなりたくはないけれど

世の中、絶対なことはあり得ないもの。

なんかね。

毎日、老人を目の当たりにしていると

じわじわと不安になってくるんですよね。

イライラしても始まらない

 ちょっと時間が開きましたね。

愚痴ることがなくなったからという訳ではありませんよ。

愚痴っている時間がなかったからです（汗）

もう忙しくて、

くだらないことにかまけている場合ではなかったのです。

状況は変わっていませんが、

自分自身が少し変われたみたい。

アンガーマネジメントができるようになったみたい。

先週の雨で延びてしまったニンニクと玉ねぎの畝の準備ですが

その後１週間ほど晴天が続いたので捗ると思っていました。

母は自分で耕す　と言いました。

じゃ、準備ができたらマルチを張ってあげるね　と約束して

待っているのに、一向に・・・

肝心の畝に手をつけることなく

毎日、菊や里芋の畝の草むしりを延々とやっているんです。

明日からまた雨が降るというのに・・・

いつになったら耕すんですか？

ニンニクはもう植えないの？　と聞いたら

先に里芋に追肥したい、雨が降ったら畑に入れないから。

ですと！

ニンニク用地も雨が降ったら当分耕せませんよ？

わかってないなあ。

本当は9月初めから中旬までに植えべきなのに、

もう10月ですよ。

早く・・・

というのは禁句です（＾ー＾；）

年寄りは何事も　早く　できないんですってさ。

だったら、前倒しして　

早め　に取り掛かればいいのにね。

いつになったらニンニクが植えられるのかは

母の気分次第。

このままだと、まだ２週間は先になりそう。

適期に植えないといいニンニクができないでしょうに。

それでまた文句が出ると思う。

何でうまく育たないんだろうって（今年もそうだった）

うまくいかなくても、それはそれで仕方がない。

ニンニクの植え付けより、

菊や里芋の草むしりが大事だったんだもの。

母が気のすむようにやっているんだもの。

私のせいではないわ。

私はそっと見守るだけ。